2005年09月26日

事業計画とは

中小企業のトップと面談した際に、事業計画書なるものを作成しているかを訊ねると、『作成していない』と回答する経営者のなんと多いことに驚愕する。
→(最近では慣れてきたのでここもか!! ではあるが・・・)

事業計画はなぜ必要なのか?との質問に対して私の回答を申し上げると下記の通りである。

事業計画がないことは、究極をいえば、“カン”と“度胸”と“どんぶり”での経営スタイルを実施していることを意味する。具体的には、「なんとなく(カン)ある製品を販売したら儲かる気がする(どんぶり勘定)ので、とりあえずやってみるか!(度胸)」との経営判断を下す経営者像をイメージしていただきたい。

このような経営者は、高度成長時代にはある程度の成功を収めた実績があるために、“たちが悪い”ケースも多い。どのようにたちが悪いのかといえば、なまじ成功体験があるために“人の言うことを聞かない”のである。→(素直さがないブログNo1)

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事業計画を作成することは“営む事業の将来を描き、明文化すること”である。
(事業計画への記載事項は、経営理念、ビジョン、各種戦略、財務データー、資金計画様々であるが、一言で言えば将来像を明文化していると私なりに解釈している。)

事業計画には、企業がどのような将来に向かうのかを仮説に基づき記載していく。この仮説が正しければ事業計画どおり推移することになる。では、計画通りに推移しなかった場合は何を意味するのか?。それは、仮説のどれかが間違っていたことを意味する。売上が計画通りでない場合は、市場規模を読み違えたのかもしれないし、価格設定がまずかったのかもしれない・・・。

話を元に戻すが、事業計画を作成した企業は、仮説の検証(反省)ができ、改善策を講じることができる。いわゆる、PDCAのサイクルを回すことができるのである。
反省し、改善を試みることで企業は飛躍に成長する可能性を秘めているが、これができない企業が多いのが実態である。なぜか、それは事業計画を作成していないからである。
事業計画を作成している企業=反省し改善が実行できる企業である。
失敗のない事業など無論無いことを前提とすると、
犯した失敗を反省し改善できる企業に未来はある。しかし、反省並びに改善できない企業は淘汰の波にさらされるリスクは格段に高いといえるのである。

事業計画を立てていない企業経営者の方是非事業計画を立案し、その事業計画を元に数ヵ月後に検証を行ないましょう。事業が失敗するリスクは格段に縮小するはずです。

posted by 診断士&具申士 at 18:13| 企業経営理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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